小麦畑

「パンノンハルマの朝に、約束の向日葵を。」に出てくる小麦畑について。

画像のようなイメージで書いています。

『燃えるような夕焼け空の下、小麦畑に立っていた』

日没間近の夕暮れ時といったイメージです。

物語の中に『伸びる片手は手のひらを天井に向けてその上には小麦の粒が乗っている』『悪魔の姿があった』と書きましたが悪魔と小麦については聖書を参考にしてみました。

新約聖書の中に≪毒麦のたとえ≫というたとえ話が出てくる所があり、そこを参考にしています。

具体的には新約聖書のマタイによる福音書という項目の13章にある24節から始まる一連の文章です。

ちなみに聖書は、新約聖書と旧約聖書というものがあります。この違いは分かりやすい図があります。

私たちが聖書、聖書と呼ぶものは右側の新約聖書の方になります。

話を戻しますと新約聖書の中にある≪毒麦のたとえ≫というのは、以下の内容です。

①畑に小麦の種をまいた人がいた②まいた後に敵がやってきて毒入りの小麦の種を一緒にまいた③毒入りも一緒に育ち小麦畑ができた④育った毒入りの小麦は見破られそれだけ焼却処分された⑤小麦は無事に育ち倉庫に収められた。

という流れです。ここのどこに悪魔が出てくる?と思いますが②の敵というのが悪魔を指しています。

この話は善と悪があることについて表現していて、最終的には善(①)によって悪(②)が敗北するということを意味しているようです。

最後に世界の小麦生産量の画像です。

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